手に入りやすく、削る・曲げるなどの加工がしやすい。繊維の方向がはっきりしており、それに沿った方向には細かく割りやすい。節の部分で割れが止まるため、同質で同じ長さの棒状のものを量産しやすい。細く薄く削れば、その厚さ次第で適度な弾力の先端を得られる。さらに、無加工の状態でも比較的腐食しにくく保存が容易である。
細工や工芸の材料によく使われる。子供のおもちゃなどにもよく利用される。工芸品としては、表面に様々な模様のはいるものが珍重されるものがあり、菌類による侵食を利用したものもある。
うちわ・扇子の骨
ざる
籠
串:焼き鳥の串などに利用されている。
楊枝
竹ひご:模型飛行機などの素材として使われる。
竹とんぼ
竹馬
耳掻き
筆の軸
竹ペン
ものさし:温度変化による伸縮が少ない性質を利用。かつては計算尺の素材としても用いられた。
釣り竿
箸・菜箸
竹箒・熊手
易の筮竹
茶筅
茶杓
柄杓
レコード針
フィラメント:トーマス・エジソンが白熱電球を改良した際、日本(京都府八幡市男山)の竹をこれに使い、実用レベルの白熱電球を開発した。
杖
物干しざお:そのまま使用したり、ポリ塩化ビニルを巻いたものがある。最近は鉄、アルミなどを使用したものが主流となっている。
竹刀:剣術の訓練や、それを競技化した剣道で用いられた。
和弓と矢:どちらも竹から作られた。矢の方はヤダケから作る。現在は弓はガラス繊維強化プラスチック (GFRP) や炭素繊維強化プラスチック (CFRP) を用いた複合材料製、矢はジュラルミン製や炭素繊維強化プラスチック製が主流。
棒高跳の棒:現在はガラス繊維強化プラスチックが使用されている。
鉄道踏切の遮断機
竹槍:かつては百姓一揆などに際して利用された。太平洋戦争中、政府は「一億玉砕」の精神を婦人に植えつける目的で竹槍の訓練を行ったが、これに対して評論家の新名丈夫が非難した事から、後に竹槍事件と呼ばれる事件にも発展した。
竹ナイフ:材に珪酸を多く含むため、切り口を鋭くすることにより刃物として利用できる。
スキー・スケートの材料としてかつて使われていた。スキーのストックには特に加工されていない竹竿をそのまま利用していた。
麻雀牌: 牌の背の部分に竹を使用したものがある。最近は「ガン牌」の防止や全自動卓の普及により、竹を使用したものはほとんどない。
青竹踏み
バンブーダンス
竹皮は、筍の最外層を覆っている薄い皮で、成長とともに自然に剥がれ落ちる。防水性と殺菌作用があるため、肉や羊羹などの食品の包装材として用いられたほか、草履などの材料としても利用される。
ササラ電車: 路面電車の線路上の雪を、竹でできたブラシを回転させて除雪する車両。
花入
くす玉(竹かごの上に紙や造花を貼り合わせる)
食材として [編集]
筍(たけのこ)
メンマ(麺麻)。シナチク(支那竹)とも。
実。窮乏期にはその実も食べたという。その栄養価は小麦に匹敵するともいわれている。
生薬として [編集]
ハチクまたはマダケの葉は、竹葉(ちくよう)という生薬で解熱、利尿作用がある。
葉を酒に漬けて香りを付けた竹葉青というリキュールが中国にある。
ハチクまたはマダケの茎の外層を削り取った内層は、竹茹(ちくじょ)という生薬で解熱、鎮吐などの作用がある。
タンチク、 ハチクの茎を火で炙って流れた液汁は、竹癧(ちくれき)という生薬である。
繊維原料として [編集]
中国四川省や広西チワン族自治区などの一部製紙工場は竹を原料としたパルプを製造し、紙にまで加工している。
バイオ燃料、エタノールとして [編集]
静岡大学では、超微粉末にする技術と、強力に糖化する微生物を探すなどで、糖化効率を従来の2%程度から75%に高めた。
3年間でさらに効率を80%まで高め、1リットル当たり100円程度の生産コストを目指す。
>研究チームの試算では、国内には約9300万トンの竹があり、年間330万トンまでなら採り続けても生態系への影響はない。
>これで燃料を作れば目標消費量の約10%を賄えるという。
パイズレコ グラフィー デュークス レイン ムー フェミニン ロリコ ノーコン セメント ピーピン サウルス ラダケ マテバシイ スーダ オブザー ゆだま ブリザ オーバ モルジブ オペレ チッキ テールピ ファブ モノポリー オランダ フラワー ドラグ おおはさ ガイダ ライト タンゴ ブラック とみぐす バイナリー パネリスト ライラマ バクテ ワンゲル フット ピラル オピエ ビッグ マイズ ワイン ほじょう 華麗生活 チアリーダ リールック よなご ビャクシン
竹を扱った作品 [編集]
竹取物語
舌切り雀
美女と竹林(2008年8月22日発売、単行本、光文社)
森見登美彦の虚実取り混ぜたエッセイ。知人の所有する竹林の管理を任された作者の苦闘を書く。
竹にまつわる習俗・慣習 [編集]
青々としてまっすぐ伸びる様子から、榊(さかき)とともに清浄な植物のひとつとされている。
地鎮祭などで、四隅に立てられる青竹のことを忌竹(いみだけ)という。あるいは「斎竹」とも書く。
3本の竹を松で囲み、荒縄で結んだものを門松という。
竹の花が咲くと、不吉の前兆だという民間伝承がある。
竹は種類によるが、前述のように67-120年に1度花を咲かせ、結実し枯れる。花が咲くと竹が枯れ、根で繋がった1個体の竹は枯れる。
七夕
松、竹、梅3つをあわせて松竹梅(しょうちくばい)と呼び、縁起のよいものとされる、もとは歳寒三友と呼ばれ中国画での画題が日本に伝わったもの、符牒としても使われる。他にも竹・梅・蘭・菊をあわせた四君子等もある。
竹にまつわることわざ、慣用句など [編集]
竹を割ったよう
破竹(の進撃など)
竹馬(ちくば)の友
竹箆返し(しっぺがえし)
木に竹を接ぐ
松竹梅